情報商材とは

情報商材とは

まずはじめに

情報商材とは

私は情報商材を信頼しておりません。どちらかというと嫌いです。

情報商材に関わる全ての人が「詐欺をしよう」としている訳ではないと思いますが、インターネットに慣れていない方が手を出すのは絶対におすすめしません。

アフィリエイトを始めると、必ずと言って良いほど目にする「情報商材」ですが、それがどういう物なのか私の独断と偏見で書かせていただいております。

情報商材とは何なのか?

情報商材とは何なのか?

情報商材とは、「情報が書いてあるe-book(電子書籍)」です。

物によっては「DVDや本」になって送られてくるものもありますが、内容はデータで送られてくる物と同じです。

テレビなどで有名になったのが「秒速で5億円を稼ぐ」と謳っていた与沢翼氏ですが、テレビで彼は何の仕事をしているのか明確に公表していませんでしたね。

資金ショートをおこしてから見なくなってしまいましたが、彼が稼いでいた商売が「情報商材の販売」です。
また、稼ぐことに関する「セミナー」などもしていました。

情報商材の多くはグレーである

情報商材の多くはグレーである

「海外ではあたりまえ」等書かれている情報商材ですが、日本では規制が厳しいわけではないので「やりたい放題」のように思えます。

しかも、その海外から「日本の情報ビジネスは幼稚だ」と言われてしまう程です。

ではなぜ、グレーな存在なのかと言うと

「情報商材を書いている人は素人である」
「情報商材は中身を見るまで内容が分からない」
「情報商材の中身が中身が薄っぺらい事が多い(価値のない情報)」
「販売者の対応がいい加減な事が多い(返金保証を謳いながら対応しない等)」
「情報商材を発行するにあたって、品質・信憑性の確認作業が一切ない」

という事が大きいと思います。

また、これらは「お金を稼ぐ方法」として売られており、買った人に「自分と同じように情報商材を作って売ればいい」という内容の物が多く、それを買った人が同じように情報商材を作り販売するという「ねずみ講」のようなものになっています。

中には「アフィリエイト」や「ポイントサイト」などを扱ったものもありますが、基本的には検索すれば出てくるような内容です。

そして、ダイエット・恋愛などの「お金稼ぎ以外」のジャンルで発行されている場合も多く、その専門家でもない素人が「mixi・Yahoo!知恵袋・発言小町・教えてGoo・人力検索はてな・2ちゃんねる」などから情報を集めて「まとめただけ」の物も多いです。

人は勝手に金額に見合うだけの価値があると思い込んでしまうものなので、これらのコンプレックスを持っている方は2万円、3万円もする情報商材を買ってしまうのだと思います。

情報商材は実業ではなく虚業である

情報商材は実業ではなく虚業である

商品としての形が無いということもあり、ひと目では「適正価格」か分からないのが情報商材です。

私は仕事というのは「誰かの役に立つ」ことだと思います。

たしかに形の無い商品というのは、理解してもらうのが難しいです。

しかし、それでも誰かの役に立つから成り立っている訳で、私にとって情報商材の多くは販売者の私腹を肥やすためだけのものに思えてしまいます。

結局はねずみ講のように1人が100人に買ってもらって、その100人が10000人に売ってと続いていくと必ずどこかで破綻します。

情報商材より本のほうが優秀

情報商材より本のほうが優秀

本も自費出版という方法があるので、「すべてが安全で、書かれてれている情報が正確」という訳ではありませんが、大手出版社からの「その道の著明人」が書いた物のほうが校正もされていますので、「どこの誰が書いたか分からないもの」よりも全然優秀だと思います。

また、情報商材の販売者で「有名人」と思わせる書き方をしていますが、「読者モデル」と一緒で自分でどんなにアピールしても一般人です。

多くの販売者が嘘で塗り固められている

多くの販売者が嘘で塗り固められている

ニュースになっていた例ですと、6畳ワンルームのアパート住まいの人が自分で全然稼げていないのに「月収100万円稼いだ方法!」の商材を販売して捕まっていました。

また、現金や高級車の画像はフリー素材で手に入れる事ができ、振込の証拠画像も金額のところだけの「加工すれば簡単に作れる画像」が多く、なぜか通帳の写真などは見かけたことがありません。

確かに稼いだ瞬間を見せたいならばパソコン画面のキャプチャーで構わないと思いますが、信憑性を重視するならば通帳の写真を見せれば良いのにと思ってしまいます。

さらに「モテる方法」などを書いている人が「モテている事実」を確認するのは、まず無理だと思います。

※画像である限り100%の信頼がある訳ではありません。
※画像加工の技術が無くても、「磁気不良により途中でダメになってしまった通帳」などにプリンターで印刷すれば、それっぽいものが出来上がってしまいます。

情報商材の販売者はヤンキーと呼ばれる人種が多い

情報商材の販売者はヤンキーと呼ばれる人種が多い

これは私の偏見かもしれませんが、DQNと呼ばれている人種の人が多いように思います。

DQNでもヤンキーでも「人の為に」がんばるなら良いのですが、「自分が稼ぐことしか考えていない」販売者が多いように思えます。

なのでセールスコピーだけ立派で中身が薄っぺらい情報商材が溢れかえっています。

また、「実行して稼げなければ返金します!」と謳いながら、その実行のハードルがものすごく高かったり、返金保証を謳いながら「連絡がとれない」などの苦情も多いようです。

情報商材は実は無料で見れる

情報商材は実は無料で見れる

情報商材の多くは「詐欺商材」として晒されていたり、詳しくは書かれていなくても「ある程度の内容」が暴露ブログに書かれていたりします。

また、古くなった情報商材は購入特典として無料で貰えたり、特典用として配布されていたり、無料の情報商材の購読特典などになっている場合もあります。

情報商材は多くのASPで取り扱い禁止に

情報商材は多くのASPで取り扱い禁止に

情報商材の販売方法として最も多いのが「アフィリエイトの利用」です。

情報商材の販売者たちは、アフィリエイターを通して自分の情報商材を売ろうとします。

しかも、この報酬が40%~60%と高額なので2万円、3万円の商材の報酬が1~2万円となり、アフィリエイターもこぞって売ろうとします。

全盛期の頃はA8.netなどの大手ASPでも販売されていましたが、その悪質な内容が問題視され情報商材そのものの取り扱いが無くなりました。

しかし、インフォトップなどの情報商材専門のサイトでは、今まで通り取り扱われています。

情報商材は詐欺としての立件が難しい

情報商材は詐欺としての立件が難しいに

商品の性質上中身を知らずに買うことになるので、購入後に「返金してくれない」「連絡がとれない」と消費者センターに駆け込む人が多いようですが、その多くは泣き寝入りになります。

これらの理由で諦める人が多いようです。また、消費者センターも今でこそ情報商材を問題視していますが、それなりの人数が苦情を言わないと「ただのクレーム」として処理されてしまい、動かない場合も多いです。

さらに言ってしまえば、これらの情報商材は「稼げる事」などを保証している訳ではありません。

塾で例えれば「東大を目指す学生さんを応援します!」くらいのものです。

なので「子供が大学に落ちたから予備校や塾の料金を返金してくれ!」と言っても返金されないのと同じです。

情報商材を扱うサイトは他の広告を載せられない場合がる

情報商材を扱うサイトは他の広告を載せられない場合がる

これは特に金融系に多いですが、会社の信用を重視している企業では情報商材を扱っているサイトへの広告の提携は行っておりません。

情報商材の多くが世間一般的に会社の信用を落とす可能性があるものと判断されている証拠だと思います。

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